日本は保険大国で、およそ全体の9割の人が何らかの保険に加入しています。生命保険文化センターの2022年度「生活保障に関する調査」によると、生命保険に加入している人だけでも、男性では77.6%、女性では81.5%となっており、およそ8割の人が民間の生命保険に加入している状況です。
しかし、そうした民間保険の中には、不必要に過大な契約をしている人も少なくありません。民間保険とは本来、公的保険(社会保険制度)で不足する部分を補うために加入するものです。ですが、残念なことに、公的保険の制度内容をきちんと理解せず、実際に公的保険では、何を、どのように、いくら、保障されるのか知らない人も多いことも日本の現状です。
将来どのようなことを最も不安に感じているか?
公的保険(社会保険制度)の講座では、「民間保険に入る前に知っておきたい正しい公的保険の基本知識」を学びます。また、もしすでに民間保険に入っている場合には、不要な保険に過大に加入していないかなど、見直すきっかけとすることもできます。
さらに、公的保険は、出産、育児、障がい、介護、死亡など、さまざまな人生のステージや、突発的な事故などに起因する思いがけない事態に対処するための制度が整っています。そのような緊急の状況で適切に判断を行うためにも、公的保険に対する正確な知識を持っていることはとても重要なことです。
公的保険(社会保険制度)の制度内容を正しく理解していると、ムダな保険に加入する必要もなくなれば、不測の事態にも慌てることもなくなります。また、将来に対する不安などもなくなります。
ひとりでも多くの人に、公的保険について理解を深めて
不安から解放されてほしい──。
本授業で、国ではどのような制度があるのかを知り、ムダや不安をなくすために「公的保険(社会保険制度)」を学んでみませんか?
公的保険(社会保険制度)を学ぶ3つのメリット
公的保険(社会保険制度)で、どんな場合に、いくら補償されるのかなどを理解することができる。
公的保険制度(社会保険制度)だけでは足りない部分のみを民間保険で補完するという判断ができるようになる。
国の保障が手厚いことを理解できることで、将来に対するお金の不安が軽減され、不必要な民間保険に支払うお金を節約できる。