「私的保険（民間保険）」とは、前章の「公的保険（社会保険制度）」で不足する部分を補うために加入するものです。そのため、「公的保険」の内容を正しく理解していなければ、「私的保険（民間保険）」の商品を正しく選択することは難しいと言えるでしょう。

現在、日本人の90％以上が何らかの保険に入っていると言われています。その中でも、生命保険に加入している人の割合は8割程度です。このように、大部分の人が加入している私的保険（民間保険）ですが、本当に商品性や補償内容を理解して加入できている人はどのくらいいるのでしょうか？

「私的保険（民間保険）」には非常に多くの種類があり、目的も保障内容もさまざまです。家族構成、資産状況、ライフスタイル、基礎疾患や遺伝子疾患など、人によって異なるため、加入すべき保険の内容や、付加すべき特約なども人によって異なります。

特に「私的保険（民間保険）」は、加入すると長期間は解約できない状態になります。それは、加入から短期間で解約をすると、大きな損害を被るように設計されているからです。こうした保険の種類、性質、リスク、リターンなど、さまざまな事柄をよく理解した上で、自分自身や家族のために適切な商品を選択する必要があります。

人生の中でも特に、長期的に付き合うことになる保険こそ、住宅の次に慎重に検討して加入するべき商品です。こうした保険の基礎、民間保険の種類、想定されるリスクやリターン、家族構成や資産状況など個々人に合った商品は一体どのようなものなのかを学ぶことは、きっと人生において大きな役に立つことでしょう。

ひとりでも多くの人に、大きな費用をかけずに自分の健康と家族の安心を手に入れて
一度きりの人生をおもいっきり楽しんでほしい──。

本授業であなたの人生の支えとなる一生ものの「私的保険（民間保険）の正しい知識」を身につけませんか？

私的保険（民間保険）を学ぶ3つのメリット